低刺激シャンプーが合わないんですが、原因は何ですか?
低刺激シャンプーが合わない原因は、主に2つあります。
対策を教えてください!
そこで今回は、
・低刺激シャンプーとは
・低刺激シャンプーが合わない原因
・低刺激シャンプーを選ぶときのポイント4選
についてご紹介します。
低刺激シャンプーとは
低刺激シャンプーが合わない理由を知りたいです。
まずは、低刺激シャンプーについてご紹介します。
低刺激シャンプーとは、子どもから大人まで使える肌への刺激が少ないシャンプーです。
敏感肌・乾燥肌・アトピー肌の方も、安心して使用できるシャンプーが多くあります。
また、頭皮トラブル(フケやかゆみなど)にも効果が期待されています。
女性はホルモンバランスの変化が多いため、出産を機に敏感肌になったという方もいらっしゃいます。
私は産後すぐ、敏感肌になりました。
スキンケアだけでなく、シャンプーにも敏感肌用はあるんですね。
低刺激シャンプーに関する内容は、下記の記事でも詳しくご紹介していますのでご覧ください。
低刺激シャンプーとは、誰でも使える肌にやさしい洗浄成分のシャンプー
低刺激シャンプーが合わない原因
次に、低刺激シャンプーが合わない原因について、以下の2つをご紹介します。
- 成分が合わない
- 正しいシャンプーの洗い方ができていない
一つずつ、解決策と合わせて詳細をご紹介します。
低刺激シャンプーが合わない原因:①成分が合わない
今、使用している低刺激シャンプーの成分は、あなたの頭皮や髪に合っていない可能性があります。
”敏感肌用”や”低刺激”と謳っている商品でも、あなたの頭皮や髪に合うとは限りません。
まずは、界面活性剤(洗浄成分)の種類をチェックしましょう。
チェックする場所は、商品の後ろの成分表に記載されています。
※”水”の次に書かれている成分です。
肌にやさしい洗浄成分の名称については、次の章で詳しくご紹介しますね。
低刺激シャンプーが合わない原因:②正しいシャンプーの洗い方ができていない
正しいシャンプーの洗い方ができていない場合も、頭皮トラブルにつながることがあります。
低刺激シャンプーの前に、市販の高級アルコール系シャンプーを使用していたという方は、とくに泡立ちなどで悩まれることも多いでしょう。
アミノ酸系シャンプーは”泡立ちが良くない”というよりも、”シャンプーの洗い方が誤っていた”という可能性もあります。
正しいシャンプーの洗い方ができているかを下記でチェックしてみましょう。
正しいシャンプーの洗い方の手順としては、次の7ステップです。
ステップ①:洗う前にはブラッシングを
ステップ②:シャワーの温度は38℃前後に設定
ステップ③:予洗いは3分を目安に
ステップ④:シャンプーは手で軽く泡立てる
ステップ⑤:頭皮をやさしくマッサージするように
ステップ⑥:シャンプーの洗い残しがないように
ステップ⑦:トリートメントは頭皮ではなく髪につける
どちらの手順も大切なステップですが、とくに③がポイントです。
シャンプー前の予洗いの時間を増やすだけでも、シャンプーの泡立ちは大きく変わります。
シャンプーの洗い方の詳細につきましては、下記の記事をご覧ください。
低刺激シャンプーが合わない原因と解決策
①成分
→あなたの頭皮に合うシャンプーの洗浄成分を見つけよう
②シャンプーの洗い方
→正しいシャンプーの洗い方ができているかチェックしよう
低刺激シャンプーを選ぶときのポイント4選
低刺激シャンプーが合わない原因は、2つあるんですね。
低刺激シャンプーを選ぶときの注意点はありますか?
最後に、低刺激シャンプーを選ぶときのポイントを4つご紹介します。
- 界面活性剤
- ノンシリコン
- 添加物(合成香料や合成防腐剤)フリー
- 刺激になる成分
一つずつ、詳しくみていきましょう。
低刺激シャンプーを選ぶときのポイント4選:①界面活性剤
シャンプーの成分の中でも水の次に多い界面活性剤は、頭皮や髪に負担の少ない洗浄成分がおすすめです。
低刺激シャンプーと呼ばれる界面活性剤は、下記の3つです。
①アミノ酸系
②ベタイン系
③スルホコハク酸系
それぞれの洗浄成分の名称は、以下の通りです。
- ココイルメチルタウリンNa
- ラウロイルメチルアラニンNa
- ココイルグリシンK
- ココイルグルタミン酸TEA
- ラウロイルアスパラギン酸Na
- コカミドプロビルベタイン
- ラウラミドプロピルベタイン
- スルホコハク酸ラウレス2Na
- スルホコハク酸ラウリル2Na
また、アミノ酸系シャンプーが合わない場合は、ベタイン系+スルホコハク酸系の組み合わせのシャンプーなどもオススメです。
あなたの頭皮や髪に合った界面活性剤は、組み合わせによっても変わります。
- アミノ酸系+ベタイン系
- アミノ酸系+スルホコハク酸系
- ベタイン系+スルホコハク酸系
アミノ酸やベタイン系は、低刺激シャンプーの中でも有名なシャンプーですが、実はスルホコハク酸系シャンプーも低刺激シャンプーの仲間です。
スルホコハク酸系シャンプーは、アミノ酸系シャンプーのあとに作られたシャンプーで、弊社の自社商品『ハナアフ』でも使用しています。
『ハナアフ スキンケアシャンプー』は、ベタイン系+スルホコハク酸系で作られています。
『ハナアフ』は美容専売品ですが、お近くの美容院やインターネットでもご購入可能です。
成分の詳細が気になる方は、ぜひ一度ご覧ください。
低刺激シャンプーを選ぶときのポイント4選:②ノンシリコン
低刺激シャンプーを選ぶときのポイントとしては、できるだけシンプルな成分で作られたシャンプーがおすすめです。
なぜなら、成分が増えるほどあなたの頭皮に合わない成分が増えるリスクもあるから。
シリコンは人体に害はありませんが、シャンプーの目的は頭皮の洗浄です。
そのため、指通りを良くするシリコンは配合されていなくても問題ありません。
ノンシリコンシャンプーにつきましては、下記の記事をご覧ください。
低刺激シャンプーを選ぶときのポイント4選:③添加物(合成香料や合成防腐剤)フリー
いわゆる、”無添加”シャンプーと呼ばれるものです。
気をつけておきたい点としては、”無添加”の定義はメーカーによって異なるということ。
添加物が1つでも入っていない場合は、無添加シャンプーと呼ぶことができます。
昔と今の無添加の定義が異なっています。
無添加についての詳細は、下記の記事をご覧ください。
低刺激シャンプーを選ぶときのポイント4選:④刺激になる成分
「低刺激シャンプーを選ぶときのポイント:③」でもご紹介しましたが、添加物の入っている成分の中でも、刺激の強いものには注意が必要です。
添加物でとくに気をつけたい成分は、以下の5つです。
①石油系合成界面活性剤
②カチオン界面活性剤
③防腐剤
④タール系着色料
⑤合成香料
上記の詳細は、下記の記事をご参考ください。
低刺激シャンプーを選ぶときは、アミノ酸系・ベタイン系・スルホコハク酸系の界面活性剤を選ぶ
成分は、シンプルな商品ほど頭皮への刺激が少ない
まとめ
今回は、
・低刺激シャンプーとは
・低刺激シャンプーが合わない原因
・低刺激シャンプーを選ぶときのポイント4選
についてご紹介しました。
低刺激シャンプーを選ぶときのポイントとしては、4つあるんですね。
シャンプーの洗い方を変えても合わない場合は、シャンプーの選び方に注意してみます。
今のシャンプーは、市販のシャンプーだけでもたくさんあります。
美容専売やネット通販を合わせると倍以上になりますよね。
シャンプー選びに悩まれるかもしれませんが、まずは、お試しから始めてみることがおすすめです。