オレフィン系シャンプーって何?オレフィン(C14-16)スルホン酸Naの成分や特徴、安全性を解説

オレフィン系シャンプーの成分や特徴は何ですか?

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naの洗浄力は、高級アルコール系シャンプーと同じくらいと言われています。

植物由来で肌にやさしいイメージなのですが、実際は違いますか?

そこで今回は、

・オレフィン(C14-16)スルホン酸Naって何?
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは安全?危険?
・肌にやさしい洗浄成分は何という成分?


についてご紹介します。

  Mary(まりー)
Mary(まりー)

初めまして。Plus heartのwebライターのMary(まりー)です。
色んな方法を使って人とコミュニケーションを取ることが大好き!
「話す・書く・手話する」の3刀流で”人とのつながり”を大切にしています。
昔から”美”に関することは、基本的に何でも興味を持っています。
しかし、実をいうと美容業界にいる年数はまだ1年も経っていません。
そこで、このたび長年、美容業界にいらっしゃる植林さんと一緒に【美容に関する記事】をたくさん発信していきたいと思います。

目次

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naって何?

オレフィン系シャンプーの成分や特徴を詳しく知りたいです。

まずは、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naについてご紹介します。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Naとは、植物由来の界面活性剤で作られていてオレフィン系シャンプーとも呼ばれています。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naの特徴としては、主に以下の3つがあります。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naの特徴
  1. 泡立ちや泡切れが良い
  2. 洗浄力が強く、脱脂力も高い
  3. 価格は安価

高級アルコール系シャンプーと呼ばれるラウレス硫酸Naの成分と似ているので、高級アルコール系シャンプーの代わりに使われている商品も多いです。

たしかに、高級アルコール系シャンプーと特徴が似ていますね!

高級アルコール系シャンプーにつきましては、高級アルコール系シャンプーは良くないってホント?特徴や成分、メリット・デメリットを徹底解説!でも詳細をご紹介していますのでご参考ください。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naって何?:~ラウレス硫酸Naとの違い~

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naと、ラウレス硫酸Naの違いは何ですか?

大きな違いとしては、石油由来の界面活性剤と植物由来の界面活性剤です。
ラウレス硫酸Naは石油由来の界面活性剤なのに対し、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは植物由来の界面活性剤です。

植物由来の界面活性剤ということは、肌への刺激も少ないので安心ですね。

実は、必ずしもそうとは限りません。
詳しくは次の章でご紹介しますね。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは、植物由来の界面活性剤
高級アルコール系シャンプーと同等の洗浄力や脱脂力を持つ

ラウレス硫酸Naとの違いは、界面活性剤の種類
→ラウレス硫酸Naは石油由来の界面活性剤、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは植物由来の界面活性剤

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは安全?危険?

オレフィン系シャンプーの成分の詳細が分かりましたが、安全性の面ではどうなんでしょうか?

結論からお伝えすると、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは毒性の危険性などは今のところないようです。

ただし、洗浄力や脱脂力は高級アルコール系シャンプーと同等なので、敏感肌や乾燥肌の方は使用を控えることをオススメします。

高級アルコール系シャンプーと同じ洗浄成分だと、頭皮や髪への負担も変わらないということなんですね・・・。

そうなんです。
そのため、必ずしも肌にやさしい洗浄成分とは言い切れません。

低刺激シャンプーの洗浄成分につきましては、次の章でご紹介しますね。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは安全?危険?:~番外編 薄毛や抜け毛になりやすい?~

オレフィン系シャンプーの成分は、毒性の危険性はないということですが、薄毛や抜け毛の心配はありますか?

洗浄力が高いシャンプーは頭皮への負担がかかるため、薄毛や抜け毛につながる可能性はあります。
洗浄力や脱脂力の高いシャンプーは、頭皮や髪への刺激も強いです。

そのため、頭皮や髪にやさしい洗浄成分のシャンプーを使用すると安心ですよ。

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは毒性の危険性は低い
→頭皮や髪への刺激は強いので、敏感肌や乾燥肌の方は使用を控えると安心

肌にやさしいシャンプーは何という成分?

オレフィン系シャンプーの成分は、肌にやさしい洗浄成分とは言い切れないということは分かりました。
それでは、肌にやさしい洗浄成分とは一体何なのでしょうか?

低刺激シャンプーとしては、以下の3つの洗浄成分がおすすめです。

肌にやさしい洗浄成分
  1. アミノ酸系
  2. ベタイン系
  3. スルホコハク酸系

 成分名称につきましては、下記をご覧ください。

①アミノ酸系の成分名称※一例です
  • ココイルメチルタウリンNa
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルグリシンK
  • ココイルグルタミン酸TEA
  • ラウロイルアスパラギン酸Na
②ベタイン系の成分名称※一例です
  • コカミドプロビルベタイン
  • ラウラミドプロピルベタイン
③スルホコハク酸系の成分名称※一例です
  • スルホコハク酸ラウレス2Na
  • スルホコハク酸ラウリル2Na

上記3つの詳細は、下記の記事でもご紹介していますので、合わせてご覧ください。

自社商品の『ハナアフ』は、スルホコハク酸系シャンプーで作っています。
肌にやさしい洗浄成分にとことんこだわったスキンケア発想のシャンプーですので、「アミノ酸系が合わなかった」という方は、ぜひ一度お試しください。

スキンケア系ヘアケア『ハナアフ』は、美容室専売商品です。
お買い求めは、お近くの美容室やインターネットで!

肌にやさしい洗浄成分
アミノ酸系・ベタイン系・スルホコハク酸系

まとめ

今回は、

・オレフィン(C14-16)スルホン酸Naって何?
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは安全?危険?
・肌にやさしい洗浄成分は何という成分?


についてご紹介しました。

オレフィン系シャンプーは、植物由来の界面活性剤でできていても、洗浄力や脱脂力は高いんですね。

そうですね。
敏感肌や乾燥肌の方は肌への負担が大きいので、低刺激の洗浄成分を使用すると安心です。

植林宏樹
植林宏樹

大阪の大手ディーラーで15年間勤務。
約2,000件以上のサロンを訪問し、多種多様なサロン形態と美容室経営の成功事例、失敗事例を直に見てきました。
地域で頑張るサロンのサポート方法を模索し、2015年にサロンサポート事業Plus heart開業。同時にサロン専売商品【ハナアフ】をスタート。

現在は、”商品×コンテンツ”をテーマにただ商品を売るだけではなくプラスアルファの価値を届けるように、サロン活性化のためのメニュー開発や仕組みづくり、サロン様オリジナル商品の開発にも取組み事業範囲を拡大中。
今後は、ECを使ってサロンの収入の柱を増やすシステムなどを企画中。

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