アミノ酸系シャンプーを使うと、フケが出るのはなぜですか?
フケが出る原因は、7つあります。
フケには大きく分けて2種類あるので、シャンプー選びには注意が必要です。
詳細を教えてください!
今回は、
・アミノ酸系シャンプーでフケが出る原因
・今日から始められるフケ対策
についてご紹介します。
アミノ酸系シャンプーでフケが出る原因
アミノ酸系シャンプーでフケが出るのはなぜですか?
フケが出る原因の前に、まずはフケについてご紹介します。
アミノ酸系シャンプーでフケが出る原因:~フケの種類~
フケには、大きく分けて2種類あります。
- 乾性のフケ
- 脂性のフケ
①乾燥によるフケで、白くてカサカサしています。
②皮脂の過剰分泌によるフケで、湿ってベタベタしています。
フケの種類によっても、フケ対策は異なるので気をつけましょう。
アミノ酸系シャンプーでフケが出る原因:~7つの原因~
フケが出る原因としては、主に以下の7つあります。
- 洗浄力の強すぎるシャンプー
- シャンプーのすすぎ残し
- シャンプーの洗いすぎ
- パーマやヘアカラー
- 紫外線
- 生活習慣の乱れ
- ストレス
①洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮の皮脂を必要以上に洗い落としてしまいます。
そのため、皮脂は過剰分泌されてしまいフケが出やすくなります。
とくに、注意したいシャンプーの洗浄成分は、高級アルコール系シャンプーです。
高級アルコール系シャンプーは、市販のシャンプーに多く見られる「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」などの成分名で表示されています。
中には、”アミノ酸配合シャンプー”と謳っている高級アルコール系シャンプーもあります。
アミノ酸系シャンプーの成分が少しでも入っていれば、アミノ酸配合シャンプーです。
購入時には、裏面に記載されている成分を確認しましょう。
水の次に表示されている成分名がメインの洗浄成分です。
②③シャンプーのすすぎ残しや洗いすぎは、頭皮トラブルの元です。
とくに、アミノ酸系シャンプーは頭皮の保湿力が高い分、頭皮への吸着性も高くなっています。
そのため、しっかりとすすぐ必要があります。
アミノ酸系シャンプーの成分の特徴につきましては、下記の記事をご覧ください。
④⑤パーマやヘアカラー、紫外線などの刺激によってフケが出ることもあります。
⑥⑦生活習慣の乱れやストレスは、頭皮環境を悪化させてしまいます。
頭皮の状態が良くないと、髪の状態も変化するので注意が必要です。
フケには大きく分けて2種類(乾性・脂性)
アミノ酸系シャンプーでフケが出る原因は7つ
今日から始められるフケ対策
アミノ酸系シャンプーでフケが出る原因は、7つもあるんですね。
フケ予防としては、どのような対策がありますか?
次に、今日から始められるフケ対策を3つご紹介します。
- シャンプーの洗い方の見直し
- シャンプー選びの見直し
- 病院やクリニックの受診
一つずつ、詳しくご説明しますね。
今日から始められるフケ対策:①シャンプーの洗い方の見直し
お使いのシャンプーのままで良いので、まずはシャンプーの洗い方を見直しましょう。
「フケが出る原因」でもご紹介しましたが、アミノ酸系シャンプーは保湿力と頭皮への吸着性が高いです。
そのため、他のシャンプーよりも十分にすすぐ必要があります。
シャンプーの洗い方のコツは以下の7つです。
ステップ①:洗う前にはブラッシングを
ステップ②:シャワーの温度は38℃前後に設定
ステップ③:予洗いは3分を目安に
ステップ④:シャンプーは手で軽く泡立てる
ステップ⑤:頭皮をやさしくマッサージするように
ステップ⑥:シャンプーの洗い残しがないように
ステップ⑦:トリートメントは頭皮ではなく髪につける
詳細は、下記の記事をご覧ください。
今日から始められるフケ対策:② シャンプー選びの見直し
シャンプーの洗い方を見直しても変化がないときは、シャンプーの見直しをしましょう。
アミノ酸系シャンプーには、数多くの種類があります。
メーカーによっても成分は異なるので、違うメーカーのアミノ酸系シャンプーを使用することも一つの方法です。
アミノ酸系シャンプーは、市販でも種類が多いです。
繰り返しになりますが、”アミノ酸配合シャンプー”も多いので、アミノ酸系シャンプーの成分にこだわりたい方は、美容室のシャンプーがおすすめです。
アミノ酸系シャンプー以外にも、やさしい洗浄力のシャンプーはありますか?
アミノ酸系シャンプー以外には、以下の2つのシャンプーがあります。
①ベタイン系シャンプー
②スルホコハク酸系シャンプー
どちらも、ベビーシャンプーとして使われているほど、肌にやさしいシャンプーです。
アミノ酸系シャンプーが合わない方は、上記のシャンプーも検討してみても◎。
- コカミドプロビルベタイン
- ラウラミドプロピルベタイン
- スルホコハク酸ラウレス2Na
- スルホコハク酸ラウリル2Na
脂性のフケと乾性フケともに、シャンプーはやさしい洗浄成分が良いですか?
脂性のフケは、やさしい洗浄成分だと、皮脂汚れが落ちるかどうかが分からないのですが・・・
乾性のフケは、保湿を補う必要があるので、アミノ酸系やベタイン系などの洗浄成分がおすすめです。
脂性のフケは、高級アルコール系シャンプーなどの洗浄成分が強いシャンプーを使用すると、皮脂の過剰分泌の心配があるのでおすすめしません。
そのため、雑菌成分などが多く配合されている医薬部外品のシャンプーなどが良いでしょう。
今日から始められるフケ対策:③病院やクリニックの受診
脂性のフケの場合、脂漏性皮膚炎の可能性も考えられます。
薬用シャンプーを使用しても効果を感じられないときは、一度病院を受診してみても良いでしょう。
薬用シャンプーを選ぶ際には、以下の成分が入っているシャンプーがおすすめです。
- グリチルリチン酸2k
- ピロクトンオラミン
- ミコナゾール硝酸塩
- ヒノキチオール
医薬部外品シャンプーの購入を検討している場合は、上記の成分が配合されたシャンプーを使用してみることも一つの手です。
自社商品『ハナアフ スキンケアシャンプー』は、スルホコハク酸系シャンプーです。
また、ヒノキチオールを含んでいるので、低刺激シャンプーで頭皮を健やかに保ちます。
『ハナアフ スキンケアシャンプー』の成分は、下記よりご覧ください。
乾性のフケは低刺激シャンプー、脂性のフケは薬用シャンプーがおすすめ
シャンプーの洗い方やシャンプーの見直しをしても変化がない場合は、病院を受診することも一つの手
まとめ
今回は、
・アミノ酸系シャンプーでフケが出る原因
・今日から始められるフケ対策
についてご紹介しました。
頭皮のフケは、色んな原因が考えられるんですね。
まずは、シャンプーの洗い方を見直してみます。
頭皮ケアとヘアケアを行い、頭皮を健やかに維持して美髪を目指しましょう。