石けん系シャンプーの成分や特徴は?他のシャンプーとの見分け方や4つのメリットをご紹介

石けん系シャンプーの成分は、石けんからできているんですか?
他のシャンプーとの違いを教えてください。

そうですね。
石けん系シャンプーはその名の通り、石けんで作られたシャンプーです。
代表的なシャンプーでもある、高級アルコール系シャンプーやアミノ酸系シャンプーとの一番の違いは”弱アルカリ性”という点です。

弱アルカリ性は、髪にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

そこで今回は、

・石けん系シャンプーとは
・石けん系シャンプーの成分と特徴
・石けん系シャンプーのメリットとデメリット


について詳しくご紹介します。

  Mary(まりー)
Mary(まりー)

初めまして。Plus heartのwebライターのMary(まりー)です。
色んな方法を使って人とコミュニケーションを取ることが大好き!
「話す・書く・手話する」の3刀流で”人とのつながり”を大切にしています。
昔から”美”に関することは、基本的に何でも興味を持っています。
しかし、実をいうと美容業界にいる年数はまだ1年も経っていません。
そこで、このたび長年、美容業界にいらっしゃる植林さんと一緒に【美容に関する記事】をたくさん発信していきたいと思います。

目次

石けん系シャンプーとは

石けん系シャンプーの成分や特徴について詳しく知りたいです!

冒頭でもお伝えしましたが、石けんシャンプーとはその名の通り石けんで作られたシャンプーです。
石けん系シャンプーはアミノ酸系シャンプーと同様、天然由来の界面活性剤ですので環境にやさしいこともポイントの一つ。

シャンプーを分類すると代表的なものとしては、以下の3つがあげられます。

  1. 石けん系シャンプー
  2. アミノ酸系シャンプー
  3. 高級アルコール系シャンプー

詳細につきましては、下記の関連記事をご参考ください。

*関連記事:「シャンプーの”自分に合うもの”は何で判断すべき?自分に合ったシャンプーの見つけ方3選
*関連記事:「アミノ酸系シャンプーの効果は?5つのメリットをご紹介【髪や頭皮トラブルに悩んでいる方必見!】
*関連記事:「高級アルコール系シャンプーは良くないってホント?特徴や成分、メリット・デメリットを徹底解説!

こちらの章では、石けん系シャンプーの成分と特徴について詳しくご紹介します。

石けん系シャンプーとは:~成分~

まずは、石けん系シャンプーの成分をみていきましょう。

石けん系シャンプーの成分※一例です

石けん素地

石けん分

脂肪酸ナトリウム

脂肪酸カリウム

”石けん”や”脂肪酸”と書かれているものは、石けん系シャンプーの成分です。
高級アルコール系シャンプーやアミノ酸系シャンプーと違って、カタカナ表記ではないので分かりやすいですね。

石けん系シャンプーとは:~特徴~

続いて、石けん系シャンプーの特徴についてご紹介します。
石けん系シャンプーには、大きく分けて3つの特徴があります。

  1. 天然の油脂から作られていて刺激は強くない
  2. 洗浄力が高い
  3. 弱アルカリ性

①先ほどもお伝えしましたが、天然由来の界面活性剤ですので刺激は強くありません

②高級アルコール系シャンプーよりも、強すぎない洗浄力の高さは特徴の一つでもあります。

弱アルカリ性のため、髪のきしみやゴワつきで悩む方も中にはいます。

石けん系シャンプーのメリットとデメリット

先ほどは、石けん系シャンプーの成分と特徴についてお伝えしました。
次に、石けん系シャンプーのメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。

石けん系シャンプーのメリットとデメリット:~メリット~

石けん系シャンプーのメリットとしては、以下の4つがあげられます。

メリット
  1. 髪や頭皮、環境にもやさしい
  2. 洗浄力が高いのでスタイリング剤なども洗い落とす
  3. ノンシリコンや無添加の石けんシャンプーもある
  4. 比較的安価

①天然の油脂から作られているので髪や頭皮はもちろん、環境にもやさしいです。

②洗浄力が高いので、頑固なスタイリング剤を洗い落としてくれます

③石けんだけで作られたシャンプーもあるので、ノンシリコンや無添加の石けんシャンプーも多いです。
※香料などの添加物を含んだ石けん系シャンプーもあるので、購入時は成分をご確認ください。

④アミノ酸系シャンプーと比べると、比較的安く手に入ります

石けん系シャンプーをオススメしたい方

・脂性肌の方

・スタイリング剤を使用する方

・スッキリとした爽快感を好む方

石けん系シャンプーのメリットとデメリット:~デメリット~

次に、石けん系シャンプーのデメリットについて、以下の4つをご紹介します。

デメリット
  1. 髪がきしむ
  2. 石けんカスが残りフケの原因になることもある
  3. 髪がゴワつく
  4. パーマやカラーとの相性が良くない

①何と言っても、髪がきしむことで悩む方が多いです。
髪がきしむ原因としては、弱アルカリ性だから。

人間は弱酸性でできているので弱アルカリ性を髪に使用すると、髪のキューティクルは開いた状態になってしまいます。
そのため、髪のきしみは気になりやすくなります。

対策としては、弱酸性のリンスで中和してみましょう
リンスは、石けん系シャンプーとセットになっているものがおすすめです。

②石けん系シャンプーは洗い残しがあると、石けんカスが残ってフケにつながることもあります。
そのため、シャンプーのあとは十分にすすぎましょう。

③①でもお伝えしましたが、弱アルカリ性のため髪のきしみだけでなく、ゴワつきが気になることもあります。
髪質によってもさまざまですが、対策としては同じくリンスで中和してみましょう。

④弱アルカリ性は、パーマやカラーとの相性が良くないので持ちも悪いです。

以下のような方は、石けん系シャンプーはできるだけ使用しないほうが良いでしょう。

石けん系シャンプーを控えたほうが良い方

・ダメージケアしたい方

・パーマやカラーをしている方

・乾燥肌の方 

まとめ

今回は、

・石けん系シャンプーとは
・石けん系シャンプーの成分と特徴
・石けん系シャンプーのメリットとデメリット


についてご紹介しました。

石けん系シャンプーは、高級アルコール系シャンプーやアミノ酸系シャンプーとはまた違った特徴がありますね。
色々知れてとっても勉強になりました。

どちらのシャンプーも良し悪しはあります。
同じ石けん系シャンプーでも商品によって使用感はさまざまなので、色んなシャンプーを手に取ってみてくださいね。

植林宏樹
植林宏樹

大阪の大手ディーラーで15年間勤務。
約2,000件以上のサロンを訪問し、多種多様なサロン形態と美容室経営の成功事例、失敗事例を直に見てきました。
地域で頑張るサロンのサポート方法を模索し、2015年にサロンサポート事業Plus heart開業。同時にサロン専売商品【ハナアフ】をスタート。

現在は、”商品×コンテンツ”をテーマにただ商品を売るだけではなくプラスアルファの価値を届けるように、サロン活性化のためのメニュー開発や仕組みづくり、サロン様オリジナル商品の開発にも取組み事業範囲を拡大中。
今後は、ECを使ってサロンの収入の柱を増やすシステムなどを企画中。

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