髪の触り心地が悪いんですが、原因は何でしょうか?
手触りの悪いガタガタ・ガシガシ髪になってしまう原因としては、ヘアダメージや体質の変化によることがあります。
ヘアダメージだけでなく、体質も関係があるんでしょうか?
女性は、ホルモンバランスの乱れから髪が傷んでしまうこともあります。
そこで今回は、
・髪の手触りが良くない原因
・ずっと触っていたくなるような指通りの良い髪へ!ツヤサラヘアに近づけるための対策
について詳しくご紹介します。
髪の手触りが良くない原因
早速、髪の触り心地が悪い原因について教えてください!
髪のぱさぱさやごわごわ、ガタガタやぎしぎしで悩まれる方。
自分でヘアケアしていても、なかなか指通りが良くならないこともありますよね。
髪の手触りが良くない原因としては、大きく分けて2つの原因が考えられます。
- ヘアダメージ
- 身体の内部
一つずつ、詳しくご説明しますね。
髪の手触りが良くない原因:①ヘアダメージ
髪の触り心地が悪いときは、主にヘアダメージによるものが多いです。
髪の状態がひどい方は、キューティクルが剥がれてしまっていることも。
キューティクルとは、髪の毛の一番外側にコーティングされているものです。
キューティクルの中にコルテックス、メデュラと呼ばれるものが入っています。
詳細は、下記の画像をご覧ください。
ヘアダメージによって髪の手触りが良くない原因としては、以下の7つがあげられます。
- 乾燥
- 紫外線
- ブラッシング
- シャンプーの洗い方
- パーマやカラー
- ドライヤーの方法
- 髪が濡れたままの状態
髪だけでなく頭皮の乾燥にも注意です。
健康な頭皮を維持しないと、健康な髪は生えてきません。
ヘアケアはもちろん、頭皮ケアも一緒に対策することが大切です。
肌と同じように、髪や頭皮にも紫外線対策が必要です。
なぜなら、紫外線を浴びることで髪や頭皮は乾燥してしまうから。
そのため、スキンケアと同様にヘアケアも行いましょう。
ブラッシングに力を入れすぎてしまっていませんか?
ゴシゴシと力強くブラッシングすると、髪や頭皮を傷めてしまいます。
髪が傷まないように、やさしくブラッシングしましょう。
シャンプーをするときに、以下の2つに注意しましょう。
・お湯の温度
・洗いすぎ
お湯の温度は、38℃前後がベストです。
40℃以上のお湯使用は控えることをおすすめします。
シャンプーを洗うときに、爪を立ててゴシゴシと洗っていませんか?
ゴシゴシとシャンプーすることは、髪や頭皮を傷めてしまいます。
シャンプーの洗い方で、もっとも大切なことは予洗いです。
正しいシャンプーの洗い方にきましては、たったコレだけ!誰でも簡単にできるシャンプーの洗い方のコツ7選をご覧ください。
下記では、イラスト付きでシャンプー洗い方をご紹介しています。
ぜひ、ご参考ください。
パーマやカラーを何度も行っている方は、ヘアダメージが起こりやすいです。
なぜなら、パーマやカラーに使用する薬剤がアルカリ性だから。
髪がアルカリに傾くと、キューティクルも開いている状態なので、髪が傷みやすいです。
アルカリ性の仕組みについて知りたい方は、下記の記事も合わせてご覧ください。
ドライヤーを髪や頭皮に近づけながら乾かしていませんか?
髪や頭皮に近づけてドライヤーをすると、ドライヤーの熱が原因でヘアダメージになることもあります。
ドライヤーを使わず、髪を濡れたままにしていませんか?
髪が濡れている状態は、キューティクルが開いていて髪が傷みやすいです。
髪の手触りが良くない原因:②身体の内部
髪の触り心地が悪いと感じる原因としては、以下の2つのような身体の内部による場合もあります。
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
女性のホルモンバランスの乱れが崩れると、ヘアサイクル*も乱れる可能性があります。
また、ヘアサイクルの乱れが続くと薄毛の原因になることも。
*ヘアサイクル:髪がある程度成長したら抜け、また新しい髪が生える仕組みのこと
ストレスは、美容の天敵。
肌はもちろん、髪にも影響します。
健やかな髪を保つためには、毎日の生活習慣を整えることが必要です。
髪の触り心地が悪いと感じる原因は人によってさまざまです。
次の章では、ツヤサラヘアに近づけるような対策をご紹介します。
ずっと触っていたくなるような指通りの良い髪へ!ツヤサラヘアに近づけるための対策
髪の触り心地が悪い原因は、ヘアダメージと身体の内部によるものが多いんですね。
サラサラな髪になるための対策はありますか?
次に、ツヤサラヘアに近づけるための対策を3つご紹介します。
- ホームケア
- 生活習慣の見直し
- 美容院でのヘアケア
一つずつ、詳細をみていきましょう。
ずっと触っていたくなるような指通りの良い髪へ!ツヤサラヘアに近づけるための対策:①ホームケア
髪をサラサラに近づけるための秘訣は、何と言っても毎日のホームケアが大切です。
- シャンプーの見直し
- トリートメント
- 頭皮マッサージ・頭皮クレンジング
- ドライヤーで乾かす
- UVケア
まずは、髪や頭皮にやさしいシャンプーを見直してみましょう。
なぜなら、洗浄力の高い成分のシャンプーは、ヘアダメージや頭皮トラブルにつながるから。
シャンプーの種類がわからない!という方は、別記事でシャンプーの種類についてご紹介しています。
今のあなたの髪質や肌質に合ったシャンプーを見つけられますので、ぜひチェックしてみてください。
インバストリートメント(洗い流すトリートメント)や、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)のケアも大切です。
アウトバストリートメントは、朝と晩に2回ずつつけると良いでしょう。
トリートメント選びに迷われている方は、下記の記事をご覧ください。
髪だけでなく、頭皮ケアも重要です。
頭皮マッサージや頭皮クレンジングを行い、健康な頭皮を保つようにしましょう。
頭皮マッサージの手順につきましては、下記の記事でご紹介しています。
ぜひ、ご参考ください。
シャンプー後は、すぐにドライヤーで乾かしましょう。
ドライヤーで乾かす際には、髪や頭皮に近づけすぎないように注意が必要です。
スキンケアと同じように、髪にもUVケア対策を行いましょう。
紫外線が髪や頭皮に直接当たらないように、日傘や帽子を使用することがおすすめです。
その他にも、髪にも使えるUVスプレーなどを使用してみても◎。
ずっと触っていたくなるような指通りの良い髪へ!ツヤサラヘアに近づけるための対策:②生活習慣の見直し
生活習慣を整えることは、健康な髪や頭皮を取り戻すことにもつながります。
- 食生活
- 睡眠
- 運動
- ストレス発散
食生活・睡眠・運動の3つは、生活習慣の中でもとくに大切です。
あなたのペースで生活習慣を整えていきましょう。
ストレス発散することも大事なポイント。
あなたの好きな趣味に没頭したり、夢中になれることを見つけましょう。
ストレス発散は、何と言ってもリラックスできる環境を作ることが大切です。
あなたがゆっくり過ごせるようなストレス発散法を探してみてくださいね。
ずっと触っていたくなるような指通りの良い髪へ!ツヤサラヘアに近づけるための対策:③美容院でのヘアケア
美容院でダメージ補修を行うことも一つの方法です。
- トリートメントケア
- 髪質改善
美容院でのトリートメントケアは、ホームケアよりも即効性が高いです。
パーマやカラーをしている方はとくに、トリートメントも合わせて行うと効果が期待できます。
髪質改善のメニューがある美容院でのヘアケアもおすすめです。
髪質改善とは、その名の通り髪質の改善に力を入れているヘアケアメニューのこと。
長年、髪の手触りに悩まれている方は一度、行きつけの美容師さんに相談してみても良いでしょう。
サロンでのヘアケアのメリットは、プロの美容師さんに直接相談できることです。
傷んだ髪の状態も人によって異なるので、ホームケアでサラサラの髪へ近づけることができる方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。
どこまで髪が傷んでいるかどうかを知るためにも、美容師さんに相談してみると良いでしょう。
まとめ
今回は、
・髪の手触りが良くない原因
・ずっと触っていたくなるような指通りの良い髪へ!ツヤサラヘアに近づけるための対策
についてご紹介しました。
髪の触り心地が悪い原因は、人によってバラバラなんですね。
まずは、日々のホームケアと生活習慣の見直しから始めてみます。
あとは、美容師さんにも傷んだ髪の状態について相談してみます!
健康な髪と頭皮を維持するためには、毎日のホームケアと生活習慣を整えるだけでも変化を感じられるようになります。
ぜひ、少しずつ始めてみてくださいね。